お金
お題はお金。
そう、今一番欲しいもの(笑)
お金があれば新しい機材だって買えるし、CDの制作費に頭を悩ませずに済む。
アメリカって、とても貧富の差が激しいという話を聞いた事がある。
アメリカの富の殆んどを人口の数%の富裕層が持っているらしい。
ホント、酷い話だ。
しかし、良い面もある。
なぜ、ハリウッドで数億円もの制作費をかけた映画が作れるのか。
アップルや、FacebookやGoogleなど、最初は小さなベンチャー企業だったものが、潰れずに成長したのか。
それは、富裕層が投資をするからである。
しかも、富裕層もやたらと投資をするわけではない。
きちんと、見定めて売れそうな物、芸術的価値が出そうな物に投資する。
だから、何かで認められれば芸術家や、ベンチャー企業家ほどアメリカでは成功する。
IT の発達において、日本は世界で非常に遅れをとった。
それは、日本人が安定を求めて、ベンチャー企業や、新しいことをはじめる事を恐れたからだ。
決して安定は悪い事ではない。
ただ不安定や異分子を排除するのはいけない。
その不安定や異分子が、未来のジョブスだったら、社会的損失はとんでもなく大きいものになるだろう。
今や、都会も田舎も、日本も世界もない。
勝つのは能力のある、才能のある人だけ。
ジョブズや、ザッカーバーグを生む風土を作らなければ日本の国力は落ちる一方だろう。
異才を排除するのではなく、異才を伸ばす。
それが、大事だと思う。
音楽履歴書 part1
中学時代から音楽には興味があって、小さいスピーカー付きギターを買って貰ったり、音楽室にあるドラムを適当に叩いたり。
でも、一学年18人の小さな学校だったので、バンドを組んだりは出来ずに高校入学。
そこそこ大人数の高校だったので、バンドをしたくて、バンド雑誌を教室で読んでいる所を声をかけられ、念願のバンド結成。
そこで、お前は目立たないタイプだからベースね、と言われたのがベース人生の始まり。
J-POPや、日本のバンドのコピーやりつつ、一人で練習するのはJ-フュージョン、チョッパーバキバキ。
でもアドリブがわからなくて、ジャズを理解したいと短大入学後、ビッグバンドサークルに入りウッドベースを始め、こりゃ基礎からやらないと弾けないわ、ということでレッスンに通う。
そこでようやく楽譜を読む練習をし、もっと突き詰めたいが為に音大に入ることを目指し入学。
年下の同級生や、優秀な先輩後輩に揉まれ、充実した日々。
4年生の時、1年生で入ってきた小笠原拓海氏(現山下達郎バックバンドメンバー)の誘いにより、川嶋あいのバックバンドに加入。
その後、様々なアーティストやレコーディング、テレビ、ラジオでベースを弾く。
やるか、やらないか
結局、世の中二択しかないのですよ。
やるか、やらないか。
もちろん、何らかの理由があって出来ない時はあるし、それはしょうがない。
でも、少しでも出来る状況なのにやらないのは勿体ない。
人間、どうしても臆病だからちょっと立ち止まって考えてしまう。
その時に「悩む」という状況を作り上げて人を苦しめる。
でもいくら悩んでも答えは二択。
やるか、やらないか。
人生ドミナント
ジャズポピュラー音楽理論で、ダイアトニックコードというのがあって、それぞれ機能がある。
トニックは落ち着く感じ、サブドミナントは少し不穏な感じ、ドミナントは不穏な感じ。
ドミナントからトニックへの動きをドミナントモーションと言うのだけど、不穏からの平穏という、おおよそ世に出ている音楽の大半はこのモーションをしているであろう常套句だ。
ドミナントのテンションが沢山あれば、トニックへの解決感はあるわけで、例えるなら悩みが大きいほど、その悩みが解決されたときの開放感は大きい物になる。
さて人生に例えるなら、ドミナントに♭9、♯9、♯11、♭13。。。
オルタードテンションなんだけど、最高に不穏な響きだ。
でもいつかは解決する。
だってオルタードで終わったら気持ち悪いもん。
コンテンポラリー音楽なんかは解決しないで曲が終わる事もあるかもしれないけど(笑)
人生山あり谷あり、たまにはこんな不穏なドミナントも良いスパイスかな。
ラフミックス
いつもお願いするエンジニアさんからラフミックスが送られてきた。
良い感じ!
これは名作の予感。。。
完全に自己満足だけど(笑)
でも、これくらいの気持ちじゃないと曲を世に出せない。
アーティストは自信過剰であれ!
その自信が世の中を変えてゆく。
継続は力なり。
コツコツと一歩一歩ね。
自己肯定感2
さて、昨日の続き。
日本人には自己肯定感が少ない。
それは教育と、社会システムの影響が大きい。
日本には圧倒的に自由がない。
しかし、自由への憧れはある。
だから、自由に生きる人、自由に行動する人への羨望があり、裏返せば妬み、嫉妬になる。
自分だって苦しい思い、しんどい思いをして生きてるんだから、みんなもしんどい思いをして生きていくべきだ、と。
それが社会人だ、と。
協調性という鎖でガチガチにし、社会の組織の歯車として教育されれば自己肯定感なんて育たない。
インターネットなどの情報技術の著しい発展の中で、日本は世界からかなりの遅れをとり、今でも追いついていないどころかどんどん引き離されている。
なぜ、appleやGoogle 、マイクロソフト、Facebook、Amazonがアメリカで設立されたのか。
そこには、自己肯定感、他者を認める社会があったのだろう。
なぜなら、普通、自分の子供が大学も辞めて、よくわからないパソコンなんていう機械を作っていたら日本の親ならこう言うだろう。
「そんな遊んでないで、ちゃんと就職しろ!公務員か、東芝みたいな一流企業に入れば一生安泰だぞ。」と。
~続く~